NFTの始め方。Opensea(オープンシー)での買い方は?手順や使い方、注意点を解説!
NFT
2023.07.24
『NFT』って何だろうって調べてみたんだけど、
よく分かったような分からないような・・・
『NFT』は、OpenSea(オープンシー)ってところで買えるらしいけど、
やっぱ難しいんだろうな・・・・
NFTに興味はあるけど、
●NFTってよく分からないし・・・・
●何からはじめたらいいのか分からない・・・・
●買ってみたいけど難しそうだし、詐欺にあいそうだしコワイ・・・・
そんな方にこの記事は読んでいただきたいと思います。
NFTについての本やネットの記事などを読んでみて、なんとなく分かった気がしても、イマイチ感覚的によく理解できないと感じている方が多いのではないでしょうか?
わたしも、そうでした。
NFTへの理解は、実際に自分自身でNFTを「所有する体験」をしてみることで深まります。
『NFT』は、デジタルアートやバーチャルアセットを独占的に所有することができる革新的な技術です。
世界で自分だけしか持っていないデジタル作品を所有する感覚や喜びなんかは、体験してみないと分かりません。
また、NFTは所有することで、そのNFT作品をつくったアーティストやクリエイターと直接つながることができたり、そのプロジェクトに参加できたりするものもあります。
NFTはまだまだ新しい技術で、さらにいろんな使い方や価値が創造されていくはずです。
あなたも今から『NFT』を体験してみませんか?
◆本記事では初心者の方にも分かりやすいように、NFTをOpenSea(オープンシー)で買うまでの手順や注意点について解説しています。
◆この記事を最後まで読んでいただくことで、OpenSeaでのNFTの基本的な買い方や売り方、及び注意点についても理解することができます。
NFTをはじめるには、仮想通貨取引所の口座開設が必須です。
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NFTとは
NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
NFTは、その言葉の通り、代替が効かず、唯一無二であるということです。発行されたNFTと同じNFTは世界に2つと存在しません。さらに、NFTは複製(コピー)ができないという特性もあります。
NFTについて説明するとき、よく例え話としてあげられるのが、レオナルド・ダ・ビンチ作の絵画「モナ・リザ」です。
「モナ・リザ」は世界中にその複製品が存在しますが、唯一無二の価値を持つ本物は、パリのルーブル美術館に展示されている「モナ・リザ」だけです。
NFTとは、このルーブル美術館の「モナ・リザ」のように、それが唯一無二の価値を持つ本物であることが保証されたデジタルデータです。
NFTによってネットワーク上のあらゆるデジタルデータが資産価値を持つようになりました。
その代表例がNFTアートです。
NFTアートはデジタルデータです。NFTが存在する前までは、デジタルデータはいくらでも複製できて、それ自体に資産的価値を付することはできませんでした。
しかしNFT技術によって、デジタルデータは唯一無二の価値を持つアート作品としての価値を持ち、且つ、作成者/所有者の履歴が追跡可能になり、従来の物理的アート作品のように高額で売買されることが可能になったのです。
そして、NFTの技術はアート以外にもその価値をさまざまなコンテンツに広げています。
例えば、オンラインゲーム、NFT音楽、トレーディングカード、メタバースの土地やアイテム、アバターなどです。
このようにNFTはさまざまな価値を持つようになり、高額で取引されることがあることから、投資対象としても注目されています。
Opensea(オープンシー)とは
Opensea(オープンシー)は、世界最大規模の取引量を誇るNFTマーケットプレイスです。
たとえるなら、NFTを専門で取り引きするAmazon(アマゾン)やメルカリのようなものだね。
OpenSeaでは、NFTの生成や管理、出品、購入やオークションができます。
初心者にも見やすいデザイン、分かりやすい操作性、クリエイターが参入しやすいシステムが大きな特徴です。
OpenseaでNFTを買うために必要なもの
仮想通貨 ETH(イーサリアム)
Ethereum(イーサリアム)とは、2023年6月時点でビットコインに次ぐ時価総額2位となっている仮想通貨です。
ただし、厳密にはイーサリアムは仮想通貨そのものではなく、ブロックチェーンにスマートコントラクトという機能を組み込んだ、分散管理型のプラットフォームのことを差します。
このプラットフォーム下で使われる仮想通貨が、Ether(イーサ)です。現在ではその仮想通貨自体をイーサリアムという名称で呼ぶことが定着しています。
しかしここでは、このような小難しい説明は抜きにして、Ethereum(イーサリアム)は「OpenseaでNFTを取り引きする際に、もっとも使われる機会が多いメジャーな仮想通貨」と理解していただければいいと思います。
仮想通貨ウォレット MetaMask(メタマスク)
MetaMask(メタマスク)とは、仮想通貨やNFTの取り引き・管理に必要となる「暗号資産のお財布」のようなものです。
MetaMaskを使用して、OpenseaのようなNFTマーケットプレイスでのNFT売買などができるようになります。
ただし、Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットなので、イーサリアム系以外の仮想通貨では使えません。
たとえばビットコインなどの取り引きには使えません。
MetaMask(メタマスク)は、無料で使用することができます。
また、登録や本人確認などの手続きは必要ありません。
そのため、シェア率も高く仮想通貨やNFTを始めるには定番のウォレットと言えます。
MetaMaskの始め方・使い方については、この記事のあとの方で詳しく解説してますので、最後まで読んでくださいね。
OpenseaでNFTを買う手順
OpenseaでNFTを買う方法は、以下の手順となります。
OpenseaでNFTを買う手順
- 仮想通貨取引所に口座開設する
- 仮想通貨 ETH(イーサリアム)を購入する
- 仮想通貨ウォレット MetaMaskに登録する
- 仮想通貨 ETHを仮想通貨ウォレット MetaMaskに送金する
- Openseaに登録する
- NFTを購入する
それでは、以下に各手順の中身を詳しく説明します。
1.仮想通貨取引所に口座を開設する
OpenseaでNFTを買うためには、仮想通貨ETH(イーサリアム)が必要です。
つまり、仮想通貨 ETHで決済してNFTを買うことになるからです。
このETHを購入するために、仮想通貨取引所の口座が必要となります。
むずかしそうに感じるかもしれませんが、 たとえて言うなら、
海外のお店(ここではOpensea)で買い物するために、
両替所(ここでは仮想通貨取引所)で
円をドル(ここではETH)に両替するようなものです。
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コインチェックは、初心者でも使いやすい仮想通貨取引所です。
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4.取扱い通貨の種類が多い(2023年4月時点で21種類 国内最大級)
5.東証一部上場企業「マネックスグループ」の傘下にあり、万全なセキュリティ対策で安心して取引ができる
口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。
Coincheckの口座開設時に行われる審査は、申し込みから完了までに一定の時間が必要です。
早ければ、申し込みから数日程度ですべての手続きが完了して、口座開設が完了することもありますが、審査に時間がかかる場合もあります。
必ずしも申し込んですぐに取引を始められるわけではないため、できるだけ早めに口座開設の申し込みはしておきましょう。
口座開設には、本人確認書類の提出が必要になるので、運転免許証やパスポート、個人番号カードなどを用意してください。
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2.仮想通貨 ETH(イーサリアム)を購入する
仮想通貨取引所に口座を開設したら、次は仮想通貨ETH(イーサリアム)を購入します。
仮想通貨イーサリアム(Ethereum)の買い方・手順の詳しい解説はコチラ >>>
さて、イーサリアムの購入ができたら、次はそのイーサリアムを保管するためのお財布(ウォレット)を準備しなければいけません。
イーサリアム系のトークンを保管するウォレットはいくつかありますが、ここでは1番メジャーなメタマスク(MetaMask)を使う方法と手順を解説します。
パソコンでMetaMaskをインストール&設定する手順
パソコンを使う場合は、Webブラウザの拡張機能を利用します。
どのブラウザでもインストールの方法はほぼ同じなので、とりあえずここでは、
Google Chromeの拡張機能としてインストールする手順を解説します。
以下のページからスタートできます。
chrome ウェブストア
手順1
Chromeウェブストアにアクセスして、画面右上の[Chromeに追加]をクリックする。
手順2
”「MetaMask]を追加しますか?” のポップアップが表示されますので、その中の[拡張機能を追加]をクリック。これでMetaMaskのインストールは完了です。
手順3
Chromeブラウザの右上に拡張機能として表示された、”MetaMask のアイコン”をクリックします
①パズルピースの形をしたアイコンをクリック
②拡張機能を表示したポップアップ画面が表示されるので、追加したMetaMaskアイコンをクリックする。
Chrome拡張機能_MetaMaskアイコン
③ピンマークをクリック(ピン留め)すると(ピンマークがブルーになる)、次回からChrome画面のアドレスバー右横に表示されるようになるので便利ですよ。
ピン留めされたMetaMaskアイコン
手順4
”MetaMaskにようこそ”という画面が表示されますので、その画面の中の[開始]をクリック。
手順5
”MetaMaskが初めての場合”という画面が表示されますので、新しくウォレットを作成する方は、画面右側の[ウォレットの作成]をクリックする。(画面左側の[ウォレットのインポート]では、既にウォレットを作成済みの方が、リカバリーフレーズを使ってウォレットを復旧することができます)
手順6
”MetaMaskの品質向上へのご協力のお願い”という画面が表示されますので、一読してから画面下部の[プライバシーポリシーはここにあります]をクリック。
表示された個人情報の取り扱いについての指針を確認して、問題なければ[同意します]をクリックする。
手順7
次の画面に切り替わったら、新規パスワード(最低8文字)を入力する。
*このパスワードはメタマスクにログインする際に必要になるので、忘れないように自分で管理してください。(>>>詳しくはこちらをクリック)
手順8
パスワードを入力したら、[利用規約に同意します]にチェックを入れ、[作成]をクリック。これでパスワード設定は完了です。
手順9
続いて、アカウントを復元するときに必要となる「リカバリーフレーズ」の保存へと進みます。
まず、リカバリーフレーズについての動画解説を受けます(リカバリーフレーズとウォレットを安全に保つための大切な内容です)。見終わったら、[次へ]をクリック。
手順10
”シークレットリカバリーフレーズ”の画面が表示されますので、その画面下の鍵マーク箇所をクリックすると、12個の英単語が表示されます。この12個の英単語がアカウントのリカバリーフレーズです。
リカバリーフレーズは、MetaMaskアカウントを復元させる際に必要となるものです。たいへん重要なものなので、自分自身で確実にに保管してください。(>>>詳しくはこちらをクリック)
*シークレットリカバリーフレーズには、ほかに
・シークレットバックアップフレーズ
・シードフレーズ
・キーフレーズ
・ニーモニック シード
など呼び名がありますが、どれも同じ「ウォレットを復元させるために必要な、英単語を組み合わせたもの」を意味します。
絶対、他人に教えてはいけません!
手順11
リカバリーフレーズを自分自身で保管が完了したら、[次へ]をクリックします。次の画面でさきほど保管したリカバリーフレーズがランダムに表示されますので、1~12の正しい順番にクリックして並べていきます。終わったら[確認]をクリック。
手順12
次の画面に切り替わったら、[すべて完了]をクリック。これでMetaMaskの初期設定は完了しました。
スマホでMetaMaskをインストール&設定する手順
スマホでMetaMaskを利用したい方は、アプリをダウンロードします。
手順1
アプリのダウンロードページにアクセスします。
iOSは「App Store」、Androidは「Google Play」にアクセスします。
下記URLにアクセスしてください。
手順2
アプリのダウンロードページにアクセスしたら、アプリをインストールしましょう。
手順3
インストールが完了したら、ウォレットを作成します。
[開始]→[新しいウォレットの作成]をタップしてください。
手順4
パスワード設定画面が開きますので、任意のパスワード(8文字以上)を設定→「MetaMaskがこのパスワードを復元できないことを理解しています」にチェックマークを入れる→[パスワードの作成]をタップします。
手順5
パスワードを設定すると、リカバリーフレーズ画面が開きます。[続行]をタップするとパスワード入力画面になりますので、パスワードを入力します。[表示]をタップするとリカバリーフレーズが表示されます。
リカバリーフレーズはたいへん重要なものなので、自分自身で確実にに保管してください。
(>>>詳しくはこちらをクリック)
手順6
リカバリーフレーズの保存が完了したら、[続行]をタップします。
さきほど保存したリカバリーフレーズが表示されますので、12個のフレーズを1~12の順番にタップして並べていきます。並べ終わったら、[バックアップの完了]をタップしてください。
手順7
最後に利用規約が表示されますので、確認して[承認]をタップしたら設定完了です。
4.仮想通貨 ETH(イーサリアム)を仮想通貨ウォレット MetaMaskに送金する
送金先となるMetaMask(メタマスク)のアドレスを確認する
ここでいうメタマスクのアドレスは、銀行の口座番号のようなものなんだよ。
仮想通貨取引所からメタマスクに送金するとき必要なのね。
MetaMaskにログインして、メイン画面を開きます。
ネットワークは「Ethereum Main Network」を選択します。
上部のアカウント名の下に表示された「0x・・・・」から始まる英数字がアドレスです。
アドレスの右横のコピーマークをクリックすると、このアドレスをコピーできます。
仮想通貨取引所からMetaMask(メタマスク)にイーサリアムを送金する
ここでは、さきほど口座開設してイーサリアムを購入する手順を解説したコインチェックからの送金方法を解説します。
手順1
コインチェックにログインします。
ブラウザ(Web)から公式ホームページを開いて、[すでに登録済みの方]もしくは右上の[ログイン]→[取引アカウント]からログイン画面へ進んでください。
手順2
メールアドレスとパスワードを入力 →[私はロボットではありません]にチェック →[メールアドレスでログイン]をクリック。
手順3
数字6桁のパスコードを入力する2段階認証の画面に移行します。
2段階認証用アプリ(Google Authenticatorなど)を立ち上げて、表示された6桁の番号を入力しましょう。
これでコインチェックへのログインが完了です。
「コインチェック」へのログインが完了したら、次はいよいよ「イーサリアム」をメタマスクに送金するのね。
手順4
コインチェックのメインページ左側メニューから[暗号資産の送金]をクリック。
「暗号資産の送金」画面が表示されますので、送金に必要な情報を入力していきます。
まず、[送金する通貨]を選択します。今回は[Ethereum]を選択します。
手順5
宛先(送金先)を入力します。
初めてコインチェックから送金する際は、まだ宛先には何も登録がありませんので、[追加/編集]→[新規追加]をクリックします。
「送金先を新規追加」画面が出ますので、
・通貨 → [Ethereum]を選択
・宛名 → MetaMask と入力
・アドレス → さきほどMetaMask(メタマスク)で確認したアドレス(「0x・・・・」から始まる英数字)を入力(コピペ)
・サービス名 → プルダウンから[その他]を選択し、MetaMask と入力
・受取人種別 → [本人への送金]を選択
・[SMSを送信]をクリックして、送られてきた数字6桁のSMS認証用コードを入力
・[追加する]をクリックして、送金先の新規追加は完了です。
登録された「MetaMask」のアドレスを選択する。
手順6
・送金目的 → プルダウンから[暗号資産販売所・取引所サービスの利用]を選択
・送金額を入力して、[次へ]をクリック
・「申請内容の確認」画面が表示されます。内容に間違いがないか確認。
手順7
二段階認証で数字6桁のコードを入力してから[申込みを確定する]をクリック → 送金申請が完了
MetaMaskにログインし、ネットワークから[Ethereum Main Network]を選択して、コインチェックから送金されたEthereumが着金しているか確認しましょう。(送金が画面に反映されるのに、通常は数分かかります)
>>>注意点
1・送金する際に、正確な入金アドレスとネットワークを選択していることを確認してください。間違ったアドレスやネットワークに送金すると、資産を失うことがあります。
2.ウォレットアドレスは長い文字列なので、手入力では間違いが起こりやすいため、コピー&ペーストするようにしましょう。
3.初心者の方は、いきなり最初から大きな額を送金するのはやめましょう。はじめは、試しに少額で間違いなく送金できることを確認した後に本送金するようにしましょう。ガス代は余計にかかりますが、リスクを小さくする方法です。
5.OpenSeaに登録する
アプリ版のOpenSeaでは、NFTを買うことができません。
NFTは仮想通貨をベースとした技術で作られているので、決済には仮想通貨が使われる場合が多く、法定通貨(円やドルなど)で購入するアプリ内課金には対応していないためです。
よって、以下で解説するブラウザ版で購入することになります。
OpenSea公式サイトにアクセス
まずは、OpenSeaの公式サイトを開きます。
OpenSea サイト_トップページ
「OpenSea(オープンシー)」などのキーワードで検索して、上位表示されたところからサイトを開くと詐欺サイトに案内されてしまうケースがあります。
詐欺サイトとメタマスクを接続してしまうと、メタマスク内のあなたの資産が抜かれてしまう可能性があります。
最初にOpenSeaの公式サイトを開くときに、注意すべき点を以下にあげておきますので、チェックしてください。
最初にOpenSeaの公式サイトを開くときに注意すべき点
1.URLが正しいか確認する。
OpenSeaのURLは、https://opensea.io/ です。間違いないかアドレスバーの表示を確認してください。
偽サイトには、アルファベットの「O」を数字の「0」に変えたりして、ぱっと見、違いに気づきにくいアドレスにしている場合が多いので注意してください。
2.サイトの接続が安全か確認する。
Chromeでは、アドレスバーに表示されたウェブアドレス左側の、安全性を示すアイコンで確認できます。
3.公式サイトはブックマークに登録する。
OpenSeaの公式サイトを開くたびに、詐欺サイトでないかをチェックするのは大変ですし、うっかり詐欺サイトを開いてしまう可能性もありますので、一度公式サイトで登録を済ませたらブックマークに登録しておきましょう。次からはその登録したブックマークから開くと安心ですよね。
とりあえず最初は、下記ボタンから開いていただければ、大丈夫です。
世界最大規模のNFTマーケットプレイス:OpenSea
MetaMaskと連携させる
OpenSeaの公式サイトが開いたら、右上の[Login]をクリックします。
OpenSeaのログイン画面
「ウォレットを接続」画面が表示されますので、さきほど設定を完了した[MetaMask]を選択します。
ウォレット接続画面
MetaMaskを選択するとパスワード入力画面が表示されますので、さきほど設定したパスワードを入力して、[ロック解除]をクリックします。
パスワード入力画面
「署名の要求」画面が表示された場合は[署名]をクリックすると、OpenSeaとMetaMaskが接続されます。(この「署名の要求」画面は表示されない場合もあります)
OpenSeaでは個人情報の入力もパスワードも必要ありません。
ただ、Walletを接続するだけで取り引きが可能となります。
従来の銀行やクレジットカードだと、使えるようにするためには「審査」が必要ですよね。
また「Amazon」や「楽天」などのマーケットプレイスでも個人情報を登録し、パスワードも設定しますよね。
NFTを含むCrypto(クリプト)、Web3の世界では、「貧富など関係なく誰でも平等に資産を運用できる世界にする」という思想が根底にあります。
プロフィールを入力する
MetaMaskと接続できたら、右上に表示された自分のアイコンをクリック →[⚙ Settings]をクリック 。
MetaMaskの「署名の要求」画面が表示されるので、[署名]をクリック。
Settings画面が表示されたら左側のメニューから[Profile]を選択。
プロフィールの詳細を入力しましょう。
以下の内容を入力していきます。
Username* | ユーザーネーム。名前をつけましょう。 |
Bio | 経歴。自己紹介などを書いてください(任意)。 |
Email Address* | メールアドレス。購入したり、オファーがあった時などにメールが届きます。 |
Links | あなたの Webサイトや、Twitter、Instagram のアカウントURL |
Wallet Address | MetaMaskとの接続で自動入力されます。 |
Profile Image | アイコン |
Profile Banner | プロフィール画面上部にあるアイコンの背景画像 |
*マークの「Username」と「Email Address」は、必須項目です。
入力が終わったら[Save]をクリック
登録したEmail AddressにOpenSeaからメールが届きます。
メールを開いて[VERIFY MY EMAIL]をクリックしたら 「Your email has been verified!」と表示された OpenSeaサイトに戻ります。これでOpenSeaへの登録は完了です。
6.NFTを購入する(購入手順)
OpenSea サイトにアクセスします。
OpenSeaに自分のMetaMaskを接続します。
MetaMaskと接続するのは、購入したい作品を見つけて実際に購入する手順のところからでも構いません。接続してない状態でも検索などを使っていろんな作品を見ることは普通にできます。
ただ最初に接続していたほうが、以下の点で便利だと思います。
・自分が「お気に入り」や「ウォッチリスト」に登録したものがすぐ見られる。
・画面右上のプロフィールアイコン横に自分のウォレットに入っているETHなどの金額が表示される。
トップページの右上、[Connect Wallet]をクリック
「Connect your wallet」ポップアップ画面が表示されるので、その中の[MetaMask]をクリック
Wallet接続 ポップアップ画面
MetaMaskのパスワード入力画面が表示されるので、
①パスワードを入力して、
②[ロック解除]をクリック
MetaMaskパスワード入力 ポップアップ画面
ログインできたら、画面右上に自分が登録した「プロフィールアイコン」と、MetaMaskに入っている「ETH」と「WETH」の金額が表示されました。
ログインしたOpenSea画面
ほしいNFTをさがす
検索窓にワードを入力して検索する方法や、「Art」「Gaming」「PFPs」などジャンルからさがす方法があります。
ランキングを表示することもできるので、ここからいま人気のNFTを知ることができます。
①[Stats]にカーソルを合わせ、
②表示されたポップアップの[Rankings]をクリックすると、③トップランキングが表示されます。
③トップランキング表示画面
Top Ranking
ほかにも、Trending(トレンド)のランキングが見られたり、ジャンルごとにもトップランキング・トレンドランキングを見ることができます。
OpenSeaは画面が直感的に操作しやすので、いろいろさわって試してみてください。
日本語表示に設定する
英語表記の画面がめんどうな方は、日本語表示に切り替えることもできます。
①カーソルを画面右上のプロフィールアイコンに置くと(クリックはしない)、ポップアップ画面が表示されます。
②そのポップアップの中の[Language]をクリック
日本語表示設定 手順①②
③いろんな国の言語が選択できるポップアップが表示されるので、その中の[日本語]をクリック
日本語表示設定 手順③
日本語表示に変わりました。
一部英語表示のままだったりしますが、だいぶ分かりやすくなったでしょう。
試してみてください。
OpenSea 日本語表示
ただし、スマホアプリ版では日本語表示ができません。
どうしてもスマホ+日本語表示で使いたい方は、MetaMaskアプリ内でWeb版OpenSeaを開いて使う方法があるそうですよ。
NFTプロジェクト
OpenSeaでは、さまざまなNFTプロジェクトの作品が取引されています。
以下の画面は、「CLONE X(クローン・エックス)」というNFTプロジェクトです。
現代アーティストの村上隆氏が参画している世界でも非常に人気があるプロジェクトなので、
floor price(出品最低価格)が 1.9799 ETH。
2023年6月末現在の日本円で、およそ53万円です。
NFTプロジェクト_CLONE X
人気のコレクションは、なかなか手を出しにくい価格ですよね。
でもOpenSeaでは多種多様なNFTが取引されており、数百円程度から買えるNFTもたくさんあります。
買った時は数百円だったけど、そのあとそのコレクションの人気が上がって数十倍の価値になった!
なんてことも決して珍しくはないのも、NFT取引の面白さの一面です。
もちろん、その逆(価格の暴落)もぜんぜん珍しくはありません。
ですが、NFTの価値は価格がすべてでもありません。
「このアーティストの作品が好き」「このプロジェクトを応援したい」など、そのNFT作品に対する ”思い” は人それぞれです。
あなたがNFTを買う時、あなたにとって「その金額が高いのか安いのか」「価値が有るのか無いのか」は、あなた自身でしか決められません。
DYOR:自分で良く調べて、あなた自身の判断で「買うか、買わないか」を決めてください。
NFTを購入する
さて、では実際にNFTを購入してみましょう。
NFTの買い方にはいくつか方法がありますが、
ここでは初心者の方にも分かりやすく、一般的にもよく使われる3つの方法を解説します。
OpenSeaでNFTを買う主な3つの方法
1.Buy now(固定価格)
2.Make Offer(オファー)
3.Auction(オークション)
1.Buy now(固定価格)
一番わかりやすい買い方です。
はじめての方はまずはこの買い方で、NFT購入体験をされたらいいと思います。
わたしも初めての購入は、この買い方でした。
現オーナーが提示している価格が表示されていますので、その価格で納得したなら購入します。
今回は、「MAD MEMBER PASS」というNFTプロジェクト作品の画面で、実際に購入する手順を解説しますね。
NFTプロジェクト_MAD MEMBER PASS
ほしいNFT作品が見つかったら、その作品をクリック!
そのNFT作品の詳細情報がわかる画面に移りますので、よく作品の内容を確認してください。
*OpenSeaの中には「偽者」NFTがたくさん存在します。人気があるプロジェクトほど「偽者」が多いので注意してください。(偽者NFTを買ってしまわないようにする方法については、この記事のもう少し下の方で解説しています。リンク>>>こちらをクリック)
[Buy now]をクリック (最初にMetaMaskと接続していなかった方は、ここでMetaMaskとの接続ポップアップ画面が表示されますので、[署名]をクリックして接続します)
「This is an unreviewed collection」という確認のポップアップが表示されます。
表示されている「Collection name」「Creator」が偽者でないことを確認しましょう。
*「偽者」が存在する場合があります。「あなたが欲しいのは本当にこの作品ですね?」という最終確認画面なので、よく確認しましょう。(偽者の見分け方については、この記事のもう少し下の方で解説しています。リンク>>>こちらをクリック)
間違いなければ、下のほうにある☑ボックスをクリックします。
購入承認のポップアップ画面「Approve purchase」が表示されます。
画面右側には、ガス代*込みの価格が表示されたメタマスクのポップアップ画面が表示されるので、OKならば[確認]をクリック。
*「ガス代」とは、OpenSeaでNFTを購入するときにかかる手数料のようなものです。
(この記事のあとのほうで、少し詳しく解説しています。リンク>>>こちらをクリック)
ガス代が高い場合、上画像の赤丸で囲った箇所のように「ネットワークが混み合っています。ガス代が高く・・・」のような表示がされる場合があります。
すこし時間をあけるとガス代は安くなっている場合がありますが、当然その逆もあります。
購入中の画面が表示されます。
数秒で完了する場合もあれば、ネットワークの込み具合などによっては、数分かかってしまうこともあるようです。
「Your purchase is complete!」という表示がでたら購入完了です。おつかれさまでした!
ちゃんと購入できたかは、以下で確認できます。
自分が購入した作品画面に「Owned by you」(所有者はあなた)が表示されているのを確認する
右上のプロフィールアイコンをクリックして、自分のコレクション(Collected)画面に購入した作品が表示されているのを確認する
購入した作品画面の下の方にある「Item Activity」で、Saleによって前オーナーからあなたにオーナーが移ったことを確認する。
Make Offer(オファー)
あなたが購入したい価格を現オーナーさんへ提示します。
現オーナーさんがその価格を承諾すれば、取引が成立します。
「欲しい作品を見つけたんだけど少し価格が高いな・・・」と感じた場合なんかにこの方法を使うと、うまくいけばお得な価格でGETできる可能性があります。
オファーにはWETHが必要
オファーを提示するには、ETH(イーサ)ではなくWETH(ラップドイーサ)が必要です。
WETHはETHと交換(スワップ)することで入手できます。
オファーで価格を提示するときウォレットにあるWETHが足りなければ、そのままUniSwapを使ってETH⇒WETHにスワップできます。
でもオファー価格を決めているのであれば、あらかじめ必要な分をMETAMASKで、ETH⇒WETHにスワップしておくといいでしょう。
それでは、オファーの手順にはいりましょう。
ほしい作品の画面から
[Make offer]をクリック
「This is an unreviewed collection」という確認のポップアップが表示されます。表示されている「Collection name」「Creator」が偽者でないことを確認しましょう。
*「偽者」が存在する場合があります。「あなたが欲しいのは本当にこの作品ですね?」という最終確認画面なので、よく確認しましょう。(偽者の見分け方については、この記事のもう少し下の方で解説しています。リンク>>>こちらをクリック)
間違いなければ、下のほうにある☑ボックスをクリックします。
「Make an offer」のポップアップ画面に移ります。
①オファー価格と②オファー期間を入力して[Make offer]をクリック。
あなたのウォレットから使うWETHの上限金額を入力するMetaMaskのポップアップ画面がでますので、任意の上限金額を入力して[次へ]をクリック。
入力したWETHの使用上限金額の確認とガス代の見込み額が表示されるので、よければ[承認]をクリック。
「署名の要求」MetaMaskポップアップ画面がでてきますので確認して、MetaMaskの[署名]をクリック。
Approve offer
MetaMaskのポップアップ「Confirmed transaction」が表示され
画面右下に「✓Your offer has been submitted.」と表示が出たら、オファーの完了です。
*購入ができたのではありません。オファー期間内に現オーナーからの承認がなければ購入とはなりません。
Offer のリストにあなたのオファーが表示されているのを確認しましょう。
Auction(オークション)
OpenSeaには、2種類のオークション方式があります。形式とオークション期間は出品者が決めます。
2種類のオークション形式
・Sell to highest bidder
オークション期間内に最高価格で入札した人が購入できます。
・Sell with declining price
出品者が徐々に価格を下げて行って、最初にオファーした人が購入できます。
オークション中の作品を探す方法は、プロジェクト画面の左側にある[Items]→[Filter]→[Status]→[On auction]で見つけることができます。
オークション中の作品画面には、オークション終了までの残り時間と[Place bid]ボタンが表示されています。
オークションに参加する場合は、[Place bid]をクリックして提示する価格(WETH)を入力して入札します。
購入したNFTを売る方法:二次流通
わたしが少し前に買ったNFTの価格がすごく上がったんだ。
売って利益を得たいんだけど、どうしたらいいの?
自分で売値を提示して売りに出す固定価格方式と、オークション方式があるよ。
ここでは簡単な固定価格方式の手順を解説するね。
それでは、あなたが購入したNFTを固定価格方式で売るときの手順を解説します。
まずは、あなたが購入したコレクションから、売りたいNFT作品をクリックします。
売りたいNFT作品画面の右上の[List for sale]をクリック
[Fixed price(固定価格)]と[Timed auction(オークション)]が選べます。
ここでは、簡単で一般的な[Fixed price](固定価格)を選択します。
①出品価格を入力
②出品期間を入力
③[Complete listing]をクリック
ここで注意したいのは、あなたが提示した出品価格でもし販売できたとしても、その出品価格全てがあなたのウォレットに入るわけではありません。
あなたが提示した出品価格から、「Creator earning」(ロイヤリティ*とも言う)と「OpenSea fee」(オープンシーの手数料**)が引かれます。
*ロイヤリティとは、NFTの作成者が、NFTが二次流通市場で売却されるたびに、一定の割合の報酬を受け取ることができる仕組みです。ロイヤリティの割合は作成者が自由に設定することができ、最大10%まで設定することができます。(2023年7月15日現在)
**オープンシー手数料は2.5%(2023年7月15日現在)
たとえば以下の出品価格で販売できた場合、
Listing price(出品価格):0.014ETH
*Creator earning(ロイヤリティ):10%(0.0014ETH)
*OpenSea fee(手数料):2.5%(0.00035ETH)
0.014-0.0014-0.00035=0.01225ETH
あなたのウォレット入るのは、0.01225ETH となります。
これをきちんと計算して、出品価格を決めるようにしましょう。
「Approve listing(出品の承認)」と、MetaMaskの「署名の要求」ポップアップ画面が表示されます。
出品内容に問題なければ、[署名]をクリックします。
「Your item has been listed!」ポップアップ画面が表示され、出品完了です。
出品したNFT作品画面に、あなたが提示した「出品価格」と「出品期間」が表示されているのを確認しましょう。
「Item Activity」表示欄でも、以下のとおり確認できます。
リカバリーフレーズ・秘密鍵・パスワード
MetaMaskには、アカウントを復元させるための「リカバリーフレーズ」とは別に、秘密鍵というものがあります。
秘密鍵は、以下の手順で表示できます。
秘密鍵を表示する手順
手順1
MetaMaskのメイン画面右上の[︙]マークをクリック → [アカウント詳細]を選択。
手順2
画面が切り替わったら、[秘密鍵のエクスポート]をクリック。
手順3
パスワード入力画面が表示されるので、さきほどアカウント作成で設定したパスワードを入力して、[確認]をクリック。
手順4
秘密鍵が表示されます。表示された文字列をクリックするとコピーできます。
アカウントをインポートするときに使用します。
これまでに「シークレットリカバリーフレーズ」「秘密鍵」「パスワード」と重要なワードがでてきましたが、これらの役割などは最初分かりにくく、混同されがちです。
以下に、ポイントだけ簡潔にまとめましたので、ご覧ください。
シークレットリカバリーフレーズ・秘密鍵・パスワードの役割と違いについて
シークレットリカバリーフレーズ、秘密鍵、パスワードは、メタマスクのアカウントを保護するための重要なものです。これらを大切に保管することで、アカウントを安全に管理することができます。
絶対に無くしたり、他人に教えてはいけないものです!
とても重要なものなので、自分自身で厳重に保管するようにしてください。
以下に、それぞれの役割と違いをまとめました。
<シークレットリカバリーフレーズ>
●12個の英単語で構成されている
●12個の英単語には1~12の番号がふられていますので、必ず自分自身で順番もわかるように記録・保存します
●MetaMaskを別の端末で使用する場合や、パソコンの故障、または誤ってMetaMaskを削除してしまった場合、MetaMaskウォレットを復元するために必要です。
<秘密鍵>
●64桁の英数字で構成されている
●MetaMaskにアカウントを追加(インポート)するために必要
●MetaMaskは1つのウォレットで複数のアカウントを持つことができます
●1つのアカウントごとに秘密鍵が割り当てられています
*ウォレット内アカウントの暗証番号なので、この秘密鍵を他人に知られると、その人のウォレットにあなたのアカウントが追加されて、あなたの資産は奪われます
<パスワード>
●英数字、記号を組み合わせて自由に設定できる
●MetaMaskにログインするために必要
*シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵を忘れてしまったとき、それらを表示させるためにパスワードが必要になります。
ただし、パスワードが流出しても、すでにアカウントが紐づいているウォレットでない限り、他人がシークレットリカバリーフレーズや秘密鍵を入手することはできません。
つまり、スマホのパスワードが他人に知られても、そのスマホでないと開けないのと同じことです。
シークレットリカバリーフレーズの注意点
まずは、シークレットリカバリーフレーズについて、やってはいけない注意点から説明します。
1.PCやスマホ内に画像データ(写真やスクリーンショットなど)やメモで保存しない。
ハッキングされたり、ウィルスに感染したら、それらのデータは抜かれてしまう可能性があります。
2.フリーWiFiに接続してメタマスクを使わない
フリーWiFiは暗号化されていないものが多いので、通信データの記録や情報を盗まれる可能性があります。
メタマスクを使っていなくても、メモアプリや画像データでリカバリーフレーズを保存していれば、同じようにリスクがあります。
VPNを使うと、通信内容を保護することができるので、おすすめです。
3.他人に教えない
Twitterで仮想通貨やメタマスクに関する(特に初心者と分かるような)ツイートをすると、うまい話や親切な人を装って、何とかあなたのリカバリーフレーズを教えてもらおうとする詐欺師が集まってきます。特に「教えてください」的なツイートは絶対やめておきましょう。
あなたにリカバリーフレーズを聞いてくる人は、全て詐欺師です!絶対に教えてはいけません!
Google検索の広告枠に、メタマスクの公式サイトを装った偽詐欺サイトが表示されることもあります。
このような偽サイトにアクセスして、シークレットリカバリーフレーズの入力を求められ、ついうっかり入力してしまうと、あなたのメタマスク内の資産は抜かれてしまいます。
本物のメタマスク公式サイトであっても、あなたにシークレットリカバリーフレーズの入力を求めてくることはありません。
以下は、公式METAMASKサポートサイトからの引用です。
Secret Recovery Phraseおよび秘密鍵を共有しない
Secret Recovery Phraseあるいは秘密鍵を持っていれば誰でも、あなたのアカウントからEtherやトークンを送信することができます。たとえMetaMaskチームであっても誰とも決して共有しないでください。私たちが提供を求めることはありません。 誰かが共有するようにと言った場合は、共有しないと主張してください。MetaMaskチームメンバーを騙り、Secret Recovery Phraseおよび/あるいは秘密鍵をたずねる人がいればsupport@metamask.ioで当社に報告してください。
METAMASK | Support
シークレットリカバリーフレーズの保存方法
銀行口座やクレジットカードの暗証番号くらいでしたら、覚えておくだけでもよかったでしょうが、シークレットリカバリーフレーズのような十何個もある英単語を順番に通りにずっと忘れずに覚えておくのは、少々記憶力に自信がある方でも不安を感じるでしょう。
そこで以下にいくつかの保存方法をご紹介しますので、参考にしてください。
1.オフラインで保存する
つまりパソコンやスマホなどのネットワークから切り離された状態で保存する方法です。
- 紙に書いて保存する
1番シンプルな方法ですね。
ただこの方法だと、もしその紙が水に濡れたり、火災にあったりした場合のリスクがあります。
なので、紙に書いたものを防水・耐火金庫のようなものに入れておく方が、より安全でしょう。
- 金属製コールドウォレットで保管する
ステンレス・チタン・銅などの素材で、刻印したり、アルファベットを並べたりして、保存するアイテムが販売されています。すこし手間はかかりますが、耐火・耐水・耐腐食で長期の保管には優れています。
*「紙に書く」「金属製コールドウォレットを使う」どちらも盗難・窃盗に遭う可能性がありますよね。解決策としておすすめなのは、フレーズを分割して記録し、保管場所を分散する方法です。でも保管した場所は忘れないようにしてくださいね。
- 自動暗号化外付けハードディスクに保存する
このハードディスクに保存したデータはすべて自動で暗号化されるので、簡単に情報漏えい対策ができます。
そして、保存したデータにアクセスするためには、パスワードによる認証が必要となります。
「またパスワードかよ!!」と言いたくなる気持ちは、おさえましょう。
これによって、もしそのハードディスクが盗まれても、ウォレットの中の資産まで盗まれることはないでしょうから。
2.オンラインでパスワード管理サービスを利用する
自分で保管・管理しなくても、シークレットリカバリーフレーズはもちろん、利用しているサイトやアプリのパスワードなどをすべて管理してくれるサービスがいくつもあります。
たとえば「1Password」というサービスでは、有料ですが個人向けプランで月額2.99ドル(400円くらい)で利用できます。
そのサービス名どおり、1つのマスターパスワードを覚えていれば、登録したすべてのログイン情報にワンクリックでログインできます。
また、パスワードやIDだけでなく、クレジットカード情報、銀行口座、マイナンバー・パスポートなどの個人情報、そしてシークレットリカバリーフレーズも登録できます。
安全性についても、業界標準セキュリティ機能がそろっており、リスクは低いと言えるでしょう。
ただし、パスワード管理サービスの中には、低品質のサービスもあるようです。
パスワード管理サービスを利用する場合は、自分自身でもセキュリティ面や機能、料金、使いやすさなどをよく調べて選びましょう。
以上、いくつかシークレットリカバリーフレーズの保存方法をご紹介しましたが、リスクをゼロにすることはできません。
自分自身の性質(忘れっぽい、面倒くさがりなど)をよく考えて、あなたのベストな方法で保管・管理してください。
ガス代とは?
OpenSeaでNFTを購入するときにかかる「ガス代」とは、NFT取引を承認するために必要な手数料のようなものです。
ガス代はイーサリアム(ETH)で支払う必要があります。
つまりNFT購入の際は、あなたが購入したいと思ったNFTの購入価格+ガス代分のETHがウォレットに入っていなければいけません。
しかしガス代は、そのNFTを買う時のネットワーク上の取引量や混雑状況によって金額が異なります。
「うわぁ、ガス代高いな~」と思ったら、そのときの取引量や混雑具合で変わりますので、すこし時間をあけて再チャレンジしたら、安くなっていることはよくあります。(逆に高くなっている場合もあるし、その間に買いたかったNFTがほかの人に買われてしまっている可能性もあります・・・特に人気のNFT作品の場合)
現在のおおよそのガス代は、Ethereum Gas Tracker を見れば参考にすることができます。
Etereum Gas Tracker
NFTの偽者(にせもの)の見分け方
OpenSeaで取引されているNFTの中には非常に多くの偽者NFTが流通しているのが実情です。
人気の高いクリエイター作品ほど、偽者は多くなります。
偽物を買ってしまわないためには、以下の対策が有効です。
●クリエイター本人のTwitterアカウントからのリンクを踏んでOpenSeaに入ってくる。
●出品者アカウントにあるTwitterなどのリンク先に飛んで、間違いなくそのクリエイター本人のものかをチェックする。
●そのクリエイターのTwitterアカウント自体が偽者の可能性があるので、ツイートの内容・Twitter利用開始時期・フォロワー数・どんな人たちがフォロワーになっているか等をよく確かめましょう。
●クリエイター本人(またはクリエイターが所属するプロジェクト)が運営するDiscordから、OpenSeaに入ってくる。
少し面倒くさくても、これらの対策を講じて、偽者NFTを買ってしまわないようにリスクを減らすことが大切です。
セキュリティ対策
NFTは高額な作品が売買されたり、投資的な対象としても取引きされるものなので、NFT取引が盛んになるにつれ詐欺被害も増えています。
詐欺には多くの手法があり、被害に遭わないようにするためには、
「どのような手法の詐欺があるのか?」
「詐欺に遭わないためにはどのような対策が必要か?」
などを学ばなければなりません。
以下のリンクのYouTube動画は、日本を代表するNFTプロジェクト:Ninja DAO(ニンジャ ダオ)によって、NFT普及活動の一環として製作されたNFT詐欺被害に遭わないようにするためのセキュリティ講座です。
たいへん有益な動画なので、まずはこの動画で学んでみてください。おすすめです。
Ninja DAO:セキュリティ講座
詐欺師はあたらしい手法を次々に繰り出します。
「今どんな手法の詐欺が流行っているか?」
できるだけ新しい情報を得るよう心がけることも必要です。
まとめ
- Opensea(オープンシー)は、世界最大規模の取引量を誇るNFTマーケットプレイスです。
- OpenSeaでNFTを買うためには、
・仮想通貨 ETH(イーサリアム)
・仮想通貨ウォレット MetaMask(メタマスク)
以上が必要です
- 仮想通貨を購入するための仮想通貨取引所は、Coincheck
(コインチェック
)
がおすすめ。
- 初心者が OpenSea でNFTを購入する場合、わかりやすい主な方法は以下の3つ。
①Buy now(固定価格)
②Make offer(オファー)
③Auction(オークション)
- 購入したNFTを売る方法は、以下の2つ。
①固定価格方式(自分で売値を提示する)
②オークション方式
- OpenSea で取引するとき、ガス代という手数料が発生するタイミングがあります。
- NFT 取引では、多くの偽者NFTが流通しているので注意が必要です。
FAQ
Q1:OpenSeaを使う時に、ガス代はどのタイミングでかかるの?
A1:NFTを購入するとき・販売するときにガス代がかかるタイミングは次のとおりです。
【購入するときに払うガス代】
- Buy now(固定価格)で購入するとき
- Offer(オファー)をキャンセルするとき
- ETHをWETHに交換(スワップ)するとき
【販売するときに払うガス代】
- 購入のoffer(オファー)をAccept offer(オファーを受ける)とき
- 固定価格での販売をキャンセルするとき
- オークションをキャンセルするとき
その他にも、「Giveaway」(ギブアウェイ)や「AirDrop」(エアドロップ)と呼ばれるNFTの無償配布する場合など、ガス代が発生するタイミングはあります。
Q2:NFT取引に税金はかかるの?
A2:NFT取引で利益が出た場合には、税金を納めなければなりません。
取引したNFTマーケットプレイスが国内のものでも国外のものでも関係なく、納税しなければなりません。
NFT取引で得た利益にかかる税は、雑所得や事業所得、譲渡所得などの所得税となります。
所得税は各所得を合算して計算する「総合課税」なので、NFT取引のみに課税されるわけではないので注意してください。
また、あなたが会社員の場合、NFT取引で得た利益にかかる税は「雑所得」に区分されます(ケースによっては「事業所得」となる場合もあります)。
この「雑所得」の場合、NFT取引で得た所得(利益)が20万円を超えた場合は確定申告を行う必要が必要があります。
ここで注意が必要なのは、あなたが他に副業をしていた場合、その副業の損益も合わせて計算して収益合計が20万円を超えていれば確定申告をしなければいけません。
確定申告に備えて、以下の内容を記録・管理しておくことをお奨めします。
・取引したNFTの種類や数量
・取引したプラットフォーム
・取引した日時
・取引に使用した仮想通貨の種類と金額
・送金手数料
たとえば本記事でご紹介したコインチェックなどの暗号資産交換業者(仮想通貨取引所)では、ほとんどの場合、1年間の取引履歴をまとめてリスト化した年間取引報告書をダウンロードすることができます。
この年間取引報告書をもとに、確定申告に必要な損益計算書を作成することになります。
しかし、OpenSeaを含むNFT取引プラットフォームの多くは、このようなデータサービスを提供していません。取引履歴を確認するためには、Etherscan(イーサスキャン)というイーサリアム・ブロックチェーン上に記録された情報を閲覧できるツールでひとつひとつ自分で確認しなければいけません。
このため、上記内容を記録・管理しておくと、いざ確定申告しなければならないときに、たいへん便利です。
きちんと確定申告をしないで税金を納めないと、「無申告加算税」「延滞税」「重加算税」などの罰則があります。
とは言え、NFTを含む暗号資産に関する税金については複雑なので、自分自身で*国税庁WEBサイトなどで調べて勉強することも必要ですが、判断に迷う場合は税務署や税理士に相談することをお奨めします。
*以下、国税庁ホームページより
No.1525-2 NFTやFTを用いた取引を行った場合の課税関係
NFTに関する税務上の取扱いについて(FAQ)
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