PancakeSwap(パンケーキスワップ)

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PancakeSwap とは

PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、BSC(バイナンススマートチェーン)上に構築されたAMM型に分類されるDEX(分散型取引所)です。

なんだか横文字ばかりで分からないですね。

BSCとは、仮想通貨取引所の世界最大手のBinance(バイナンス)が開発・運営しているブロックチェーン。

AMMとは、プログラムによって取引所にプールされている通貨量から価格を瞬時に計算して、ユーザーと直接取引をすることができる仕組み。

DEXとは、中央集権的な銀行や証券会社のような機関が存在せず、ユーザー同士が直接取引を行うことができる仮想通貨取引所のことです。

なんとなく分かったような気がしていただけたでしょうか。

PancakeSwap にできること

スワップ

MetaMask などのウォレット内に持っているBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)を別の仮想通貨に交換することができます。このスワップ自体で稼ぐわけではありませんが、以下に解説しますイールドファーミングで、より稼ぎやすい仮想通貨に交換することができます。

イールドファーミング

選択した2種類の通貨ペアをPancakeSwapに預けて(流動性の提供)、LPトークンをもらいます。
LPトークンとは、「Liquidity Provider(流動性提供者)トークン」の略で提供した2種類の通貨ペアを提供したことを証明するものです。
このLPトークンをPancakeSwapに預ける(イールドファーミング)ことで、取引手数料の一部と報酬としてのCAKEトークンを得ることができます。

ステーキング(シロッププール)

イールドファーミングで得たCAKEトークンを更にシロッププールでステーキングすることで、複利運用ができます。

ステーキングとは、特定の仮想通貨を保持することで、その対価としてリターン(一定利率の仮想通貨)を得る仕組みです。

PancakeSwap の特徴

手数料が安い

流動性の提供のために保有している仮想通貨を預け入れるときや引きだすときなど、手数料が発生する頻度は意外と多いです。


Uniswap などのイーサリアム系のDEXだと数千円から1万円を超える場合もありますが、BSC(バイナンススマートチェーン)を利用しているPancakeSwapだと、数十円~数百円程度で済みます。

取引額で手数料が変動することはないので、取引額と手数料のバランスを考えて取引きしましょう。
とくにイーサリアム系のサービスを利用するときは、「取引額よりも手数料のほうが高かった・・・」なんてことがないように!!

その点、PancakeSwapだと比較的少額の取引きでも安心していいでしょう。

CAKEトークン

前述しましたが、PancakeSwapのイールドファーミングで得たLPトークンを更にPancakeSwapに預けることで、CAKEトークンを得ることができます。

そして、このCAKEは複利運用もすることができます。

ただし、CAKEを購入できる取引所は2022年3月現在、海外取引所のみしかありません。
海外取引所を利用する場合でも、まだ日本円に対応しているとろろはほとんどない状況です。
国内取引所から海外取引所に送金してCAKEを購入することが基本となります。

強固なセキュリティ

PancakeSwapはDEX(分散型取引所)であるため、特定の中央集権的サーバーで管理されていません。よって「サーバーがハッキングされる」というリスクが極めて低いと言えます。

しかし、2021年3月、バイナンス・スマートチェン上に展開されている Pancake Swap と C.R.E.A.M. Financeが、DNSスプーフィング攻撃と呼ばれる、ハッカーによるDNSサーバー乗っ取り事件が起こりました。
偽のURLなどの情報を表示させてウェブサイトが偽装され、ユーザーにウォレットのシードフレーズを入力させようとしたのです。この時はPancakeSwapの対応により、ユーザーへの実質的被害は無かったようです。

このように「DEX(分散型取引所)だから100%大丈夫」というわけではないことを必ず認識しておいてください。

『DNSサーバー乗っ取り事件』について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

PancakeSwapとCreamにDNS攻撃 偽ページの表示で秘密鍵の入力求める 
ーCOINTELEGRAPHー

【初心者必見】仮想通貨投資で詐欺から身を守る方法【PancakeSwap DNSハイジャック事件まとめ】
ーLawrence Tokyoー

PancakeSwap のリスクについて

金融庁の認可がない

BSC(バイナンススマートチェーン)を開発・運営するBinance(バイナンス)は世界最大規模の取引額を誇りますが、日本の金融庁の認可を受けていない取引所です。

そのBSC上に構築されたPancakeSwapもまた、金融庁の認可を受けていません。
国から保護されてなく、法律も未整備で安全性が担保されているとは言えないのです。

たとえば、Binanceが世界の国々から規制を受け始める、PancakeSwapがハッキングされる、突然サービスを終了するなどして、預けた仮想通貨の価値が大きく下がったり無くなくなってしまったとしても全ては自己責任となってしまいます。

送金ミスによる資産の喪失

PancakeSwapだけのリスクではないのですが、仮想通貨を送金するときに送金先のアドレスを間違って意図していないところに送金してしまったり、消滅してしまっても誰にもどうすることもできません。
これも全ては自己責任です。

PancakeSwapは取引手数料が安いうえに、高い利回りを狙える資産運用方法であっても、以上のようなリスクがあることを十分理解したうえで、取引を行ってください。

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